有料老人ホームと介護老人保健施設の違いとは

有料老人ホームとは、高齢者の方を対象にしてその人に必要な生活動作に対する介助や身体介護、日常支援などを提供する施設です。

しかし高齢者と言っても入居可能な年齢は施設によって異なり、また『混合型』と言われる施設の場合は、要介護認定を受けていない、自立度に問題がない人でも入居することができます。


一方、介護老人保健施設も介護サービスを提供すると言う面では、有料老人ホームとは変わりはありません。

ただしその目的が他の施設とは異なります。

介護老人保健施設は、たとえば疾病やけがなどを理由に入院をしていた人が退院することになった。

けれど、いきなり自宅で生活を送るのには不安が残るから、自宅復帰に向けてリハビリを行うと言う目的が第一であり、介護サービスもその目的に応じて提供されます。
ですから基本的には、病気やけがを原因とした要介護認定を受けている人のみしか利用することができません。またその利用期間に関して、有料老人ホームと介護老人保健施設では違いがあります。
有料老人ホームでは、入居者がその施設を気に入っていれば、そして月々の利用料などを滞りなく支払うことができれば終身入所も可能です。



ただし『混合型』の場合は、健康状態などが悪化した場合には退去や要介護認定の人専用の『介護型』に移ることを余儀なくされる場合もあります。



これに対して介護老人保健施設は、あくまでも病院と自宅の中間的な位置づけであり、リハビリ施設と言う意味合いが強い施設です。
そのため数ヶ月から半年程度の入居であり、基本的に終身の入居はできないことになっています。